音盤日誌@金沢(仮)

レコード(LP/CD/DVD)を聴いて思ったことを書く日誌。

ワールド系

ANTONIO CARLOS JOBIM / THE COMPOSER OF DESAFINADO, PLAYS

「12月8日」という日は一般的には真珠湾攻撃の日かジョン・レノンが死んだ日ということになっている。そして私は今日まで知らなかったがアントニオ・カルロス・ジョビンの命日でもあるそうな。ジョビンでただ一枚だけを選ぶのはとても無理だが最終的には…

NARA LEAO / MEUS SONHOS DOURADOS (あこがれ)

既存の有名曲がボサノバや他のラテン調にリ・アレンジされて演奏されることがある。けっこうある。頻繁にある。あー、もう止めてくれ。一定数の成功例はある。最初にやり始めた人は偉いということもある。けれど多くは無意味な行為だ。さて、では本作はどう…

NARA LEAO / GAROTA DE IPANEMA(イパネマの娘)

ボサノバを聴き始めてからもだいぶ経つがあまり幅広く聴いていたとはいえない。本作も長年の愛聴盤だがナラ・レオンの他アルバムはほとんど聴いたことが無し。それが最近ブラジルの音楽を聴く比率が高くなって自然N・レオンの諸作にも手が伸びた。さて、他…

小野リサ/ BOSSA CARIOCA

小野リサという人のアルバムは何枚かしか聴いていないが、どうやらこの人のイメージそのままに素直にオーソドックスにボサノバをしっかり聴かせてくれる作りになっているものは案外少ないようだ。本作はそうした少ないうちの一枚。そして大傑作。本作がある…

ANTONIO CARLOS JOBIM / TOM CANTA VINICIUS~AO VIVO

一人ならソロ、二人ならデュオ、3人ならトリオ。で、4人以上あたりから頭数に無関係に単に「バンド」と呼んだりもするわけだ。音楽的な深い意味ではなく外観上の形態分類の話。ソロやデュオは普通バンドとは呼ばない。トリオは境界線上か。で、本作。ボサ…