音盤日誌@金沢(仮)

レコード(LP/CD/DVD)を聴いて思ったことを書く日誌。

PAUL BLEY

PAUL BLEY / HOMAGE TO CARLA

別れたカミさんの曲だけでアルバム一枚作るというのも芸術家のやることは常人の理解を超えるわけだが、ふと、これはもしかして慰謝料を補填するための行為なのではないか?と考えた。作曲者にも金が入る。馬鹿な夢想に過ぎないことは承知で自分のこの思い付…

CHARLIE HADEN / THE MONTREAL TAPES, with GERI ALLEN and PAUL MOTIAN

Montreal Tapesシリーズは全7組の演奏を収録。各々の価値に優劣の差は無いが核になっているのはヘイデン(b)+モチアン(ds)の共通リズム隊で聴けるピアノ・トリオ3種であろう。このトリオにあえて順位を付けてみる。第一位/ポール・ブレイ、第二位/ジュリ…

PAUL BLEY, GARY PEACOCK, PAUL MOTIAN / NOT TWO, NOT ONE

ゲイリー・ピーコックは言わずと知れてキース・ジャレット・トリオの不動のベーシストでもあるわけだが、ポール・ブレイとのときのほうが嬉々として弾いているように聴こえますよ。キースとやるときは緊張するのかなぁ。。。などといかにもK・ジャレットの…

CHARLIE HADEN / THE MONTREAL TAPES, with PAUL BLEY and PAUL MOTIAN

ポール・ブレイとキース・ジャレットの違いは冗談の通じる人と通じない人の違いのような気がする。通じるほうがもちろんP・ブレイだ。スティーヴ・ キューンは冗談は通じるが本心をあまり見せてない人のような気がする。P・ブレイも本心は見えにくいがそれ…

GARY BURTON & PAUL BLEY / RIGHT TIME RIGHT PLACE

意外なことと言わなければならない。この二人で作ったアルバムが他に無い。有りそうで無い。バートン&チック・コリアでは多数出ているのにこの違いは何か。つまるところ本人達が一緒に演ってみて案外に面白くなかったのだろうと想像する。仮面夫婦のような…