GARY BURTON, PAT METHENY, STEVE SWALLOW, ANTONIO SANCHEZ / QUARTET LIVE
2006年の大事件だったゲイリー・バートンの復活カルテットなんだが、そのときのこのライヴ盤が出たのが2009年。すぐに出ていればメガトン級の新譜になっていたはずなのに3年待たされる間に鮮度も有り難みも大いに落ちてしまった“怨み盤”。けれどそれからさらに年数が経ち、今では憑き物も落ちて正当な聴き方が出来るようになった。そうしてみると70年代のオリジナル諸作よりも本作のほうがあるいは上だ。同窓会どころじゃない。