音盤日誌@金沢(仮)

レコード(LP/CD/DVD)を聴いて思ったことを書く日誌。

CHARLIE HADEN, QUARTET WEST / NOW IS THE HOUR

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映画音楽とは以前は鑑賞音楽の確立した1ジャンルだったはずだが、映画本編をノーカットで簡単にビデオ鑑賞できるようになった今ではその音楽部分だけを積極的に切り取って楽しむ意味はもう失われた。カルテット・ウェストの音楽にはかつての上質なサントラ盤を聴いているような錯覚が起きる瞬間がある。良い気分である。素直に聴けば。しかし、積極的に聴く意味はどのくらいあるのだろうか。アーニー・ワッツの名演ではあろう。