2016-12-31 菊地雅章+ギル・エヴァンス・オーケストラ ジャズ系 GIL EVANS ギル・エヴァンスではこれが一番好きだな。いつ聴いてもある種の高みへ誘い出してくれる音。しかし、これを本当にG・エヴァンスの作品としていいものか、菊地雅章氏のアルバムとして捉えたほうがよいのか。そのあたりに確信が持てないので「ギル・エヴァンスの」最高傑作と言い切るには少々の躊躇がある。整然としたこの音の様子を「日本人・菊地雅章の世界」ということにすれば手っ取り早いが、ま、考えてもキリがないので。